愛されパパになる方法vol.4_接し方

投稿者: | 2019-04-05

「愛されパパ」を目指すにあたり、
「愛されパパ」とは何かを知る前に、
「愛されないパパ」とはどういうパパかを見ていきましょう。

理想像を考える前に、
「理想像の反対側」も知る事で、
より理解が深まると思います。

■□ 愛されないパパとは?
●怖いパパ
●遊んでくれないパパ
●やりたい事をやらせてくれないパパ
●自分の意見を否定してくるパパ
●相談すると持論でアドバイスするパパ
●ママとケンカするパパ

上述したようなパパはもちろんの事ですが、
「子供からの目線」が想像出来ないような、
「自分目線なパパ」は愛してもらえません。

ダメなパパは、
「(わたしと)遊んでくれないパパ」ではなく、
「遊んであげないパパ」と考えがちで、
「目線が自分」なのです。

なので、
自分を変えようとして子供と遊ぶようになったとしても、
「遊んであげてる」と上から目線になり、
「遊んであげてるのに子供が懐かない」
など、横柄な文句を言ってしまいます。

あなたは、
「子供と遊んであげてるパパ」ですか?
それとも、
「子供が楽しんでいるかをチェックできてるパパ」ですか?

「愛されパパ」を目指すなら、
「子供が主役」で「自分が脇役」である事を知り、
「主役が輝いているか」を見てあげてください。
「愛されパパ」は名脇役なのです。

では、「愛されないパパ」が見えてきた所で、
「愛されパパ」について見ていきましょう。

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■□ 愛されパパとはどんなパパ?
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●怖くない、優しいパパ

「愛されパパ」はむやみに子供を注意しません。
「愛されパパ」はむやみに命令をしません。
片付けなさい、宿題やりなさい、ゲームをやめなさい、ご飯食べなさい。
これらは全て命令です。

命令をしないなら、どうするのか?
命令をせずに、質問をします。

お片付けは、何時にやるの?
宿題は、何時にやるの?
ゲームは、何時に終わるの?
ご飯冷めちゃうよ、食べたくないの?後で食べる?

こんな感じで、基本的には質問にします。
すると、命令ではなくなります。

「今やろうと思ったのに!!」
という、子供の怒りも発生させません。

注意しない、命令しないパパは優しく映ります。

ただ、気をつけてほしいのは、
「お片付けやらないの?」
と否定の質問をしないことです。
ネガティブな事を言ってくるパパは鬱陶しいですよね。
「 お片付けは、何時にやるの? 」
と肯定の質問にするのです。

●遊んでくれるパパ

「子供は遊ぶのが仕事」なんて言いますね。

仕事でも、一人で出来る仕事と、
誰かと一緒にやらないと出来ない仕事とがあります。

子供は、仕事相手のパートナーとして、
頼れる存在としてパパを選ぶのです。
「この仕事を頼めるのは君しかいないよ」と。

それを、「疲れてるから・・」と断るのはいただけません。
せっかくパパを信頼してくれてるのに、
無下に断るのは、社会人としていただけません。

さあ、遊び(仕事)に付き合いましょう。

おっと、
「遊び方がわからない・・」
そんな声もあるようです。
私も、最初はそうでした。

「子供と遊ぶ」と表現すると、
しっかりと体を動かすような事を想像してしまいますね。

あなたは、新入社員ならぬ、新入パパです。

あなたは、入社したばかりの新人が
「仕事の仕方がわかりません・・」
と言っていたら、なんと声かけますか?どうサポートしますか?
私は、調べ方、情報へのたどり着き方を教えます。

「マニュアルはここだよ。」
「ネットでこうやって調べると、色々と出てくるだろ?
 何個か読むとわかってくるよ。」
こんな感じに。

「子供との遊び方」で検索してみれば、
参考例は色々と出てきます。
わからない場合は、この内容を読むのをいったん止めて、
今すぐ検索する事をオススメします。

●やりたい事をやらせてくれるパパ

何事も経験とばかりに、
なんでもやらせてくれるパパには頼みやすいです。

頼みやすいということは信頼に結びつきます。
信じて頼む、信じて頼るが「信頼」ですから。

失敗する経験は多くの学びになります。

挑戦する子になって欲しい時は、
失敗する事が明らかだとしても、
やりたい事をやらせてあげましょう。

失敗した後にどうフォローするかを考えるのが、
名脇役である「愛されパパ」の役目でしょう。

ただ、ママは「失敗を避ける」ように言うので、
そこの折り合いはつけるように気をつけて下さい。
女性は遺伝子的にYY染色体で同じ組み合わせなので安定担当。
男性がXY染色体で変化担当なので、子育ての方向性は必然的にズレます。

パパとして、やりたいことをやらせてあげたいトコですが、
旦那としての立ち位置も確保です。
ママと、「なぜ、失敗を経験させてあげたいか」をよく話してみてください。

●自分の意見を否定しないパパ

頭ごなしに否定する人を好きな人はいません。
頭ごなしに否定する人になりたい人もいませんね。

なので、誰しもが
「自分は頭ごなしに否定しない」
と思っていますが、
その想いとは裏腹に、ほとんどの人は頭ごなしに否定してしまうのです。

なぜなのか?

それは、「頭ごなしに否定しない」の定義を知らないからです。

正確に表現するなら、
「100%間違っている事は明らかだけど、否定しない」
が「頭ごなしに否定しない」という事です。

相手は、
「自分は間違ってない」
と思っているから話しているのであって、
間違っているとわかっているなら話しません。

間違っていないと思っているのに否定されると・・・
「頭ごなしに否定された」
と感じます。

極端な例でみてみましょう。

「パパ、僕、将来は人を殺したいんだ!!」
と言われたら、否定しない。
「そんな事、言っちゃダメだよ」
とは否定しない。
頭ごなしの否定はしない。

ではどうするのか?
「どうして人を殺したいの?」
と質問します。
まずは「理由を聞く」んです。
頭ごなしにすべきことは、理由を聞くことです。

すると、
「悪い奴は絶対に許せない!
 僕も、ヒーローみたいに悪い奴をやっつけるんだ!」
みたいな事を言ってくれるかもしれません。

そしたら、
「人を殺すっていうと、聞いた人はビックリしちゃうから、
 悪い奴をやっつけたいって言うようにしようね」
と、教え諭すと良いでしょう。

頭ごなしで否定しないということは、
「なんでもかんでも肯定する」という意味ではありません。
理由を聞いてから、必要に応じて諭したり否定したりということです。

ちなみに日本では、
法務大臣は死刑申告が出来ますので、
重犯罪者を、合法的に殺す事が出来ます。

また、絞首台の床を抜くスイッチを押す仕事も、
合法的に人を殺す仕事です。
法に定められた立派なお仕事です。

「人を殺しちゃいけないよ」は、
そういったお仕事をしている人への批判にもなります。
条件次第で、いけないわけではないので、
やはり、頭ごなしの否定は危険ですね。

将来、人を殺したいなら、
法務大臣を目指すという壮大な人生設計になります。
勉強頑張れと応援してあげましょう。

さて、こんな感じで、
頭ごなしに否定しない」の理屈はわかったとしても、
「否定や批判」は日本人の得意分野なので、
止めるには努力が必要があります。

否定や批判をすると、
自分が賢くなったように錯覚できるので、
優越感を得られやすい分、やめるのは難しいのです。

わかりやすく否定や批判をやめる方法としては、
【会話で「でも」「けど」の単語は封印する】
というルールを作ってみてください。
それだけで否定や批判がしづらくなります。

逆説の接続詞を封印した会話に慣れていけば、
否定しない「愛されパパ」に近づいていきます。

●相談すると持論でアドバイスするパパ

アドバイスは、
「良いもの」だと思われていますが、
多くの場合は、「提案したものを間接的に不完全だと伝える行為」です。

「~~した方が良いよ」
ということは、
「~~しないのは良くないよ」
という意味でもあります。

できれば、「でも」「けど」と一緒に、
「~~した方が良いよ」も封印したいワードです。

間接的に否定されるので、
「アドバイスを素直に聞く人はほとんどいない」のです。

そして、
「パパが子供の頃はな・・・」
なんて話を聞かされても、
「そりゃあんたの場合でしょ。
 私にも当てはまるとは限らないでしょ。」
と思うのです。

そして、
「なんで最初から失敗するって決めつけて言うんだろ・・・
 私の事、信用してないのかな。」
とさえ思わせてしまいます。

子供が聞きたいことは、
「よし、やってみろ!
 ちなみに、パパが子供の頃はこうだったんだ。
 失敗には気をつけてやるんだぞ!」
という言葉なのです。

●ママと仲がいいパパ

これはもう説明不要ですかね。
当然のことだと思います。

「兄弟なんだから仲良くしなさい」
「お友達とは仲良くしなさい」
これを説得力持って言えるのは、
仲良く過ごしている実績を持った人です。

ママと仲良くなるには、基本的には子供と接する態度と一緒です。

ママを否定しない。
そして、ママに感謝を。

「欠点をたくさん持ってる自分」と結婚してくれているのです。
とてもありがたい事です。

もし感謝が出来ないのなら、
自分を完璧超人か何かと勘違いしているか、
自分のことは棚に上げて人の批判ばかりする人間性なのかもしれないので、
自分を見つめ直してみるのが先決かもしれません。

ここまでは、「愛されパパ」の人物像を見てきました。
次に、「愛されパパ」としてレベルアップするために、
どんなスキルを身につければいいかを見ていきます。

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■□ 愛されパパに必要なスキル
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●謝罪スキル

愛されパパになるためには、
子供やママとのケンカは御法度です。

ケンカになりそうになったら、
「負けるが勝ち」のコミュニケーションスキルを使います。

ここでは、一例を書きますが、
詳しくは「負けるが勝ち コミュニケーション」で検索し、
複数のサイトを見て学んでいただくのを推奨します。

まず、心得としては、
「自分は悪くない」と思うと謝罪する事が出来ません。
負ける事が出来ません。
なので、「自分は悪くない」という発想を封印します。

必ず、
「自分が悪い、自分に未熟な部分がある」
という設定にします。

例をあげましょう。

×「何回説明しても相手がわからない」
○「何度説明しても相手に伝えられない」
説明が下手な自分に非があると考えます。

×「昨日、伝えたのに忘れてる」
○「昨日、口頭で伝えたのがまずかった。
  文字で伝えて、予定に入れておいてと頼めば良かった、ごめん。」
抜け漏れの発生しやすいコミュニケーションの仕方をとった自分に非があると考えます。

×「やるならやるで先に言ってよ」
○「やるかどうか、先に確認すればよかったね。ごめん。」
配慮が足りなかった自分に非があると考えます。

ポイントは、
たとえ相手が悪くても、
それ以上に自分が悪いという設定に出来るかどうかです。

「相手が悪い」と考えると腹がたちますが、
「自分が悪い」ということにしておけば、
心に余裕が出来ます。

他人には甘くしづらいですが、
自分には甘くできますからね。
「自分が悪い」にすると甘く出来るのです。

そして、あくまでも「設定」です。
心の底からは自分が悪いとは思っていないので、苦痛に感じません。

「相手が悪い」と考えると、
相手に謝らせたくて口喧嘩になりますが、
「自分が悪い」と考えれば、
こちらから先手をうって謝罪ができるので、
「いやいや、むしろこちらこそ配慮が足らなくてすみません。。。」
と相手の謝罪返しを引き出すことも出来ます。

この「負けるが勝ち」というコミュニケーションスキルを使って、
子供との会話ではパパが負けてあげましょう。

すると、子供も気持ち良いですし、
子供も素直に謝ってくるので、お互いに気持ちがスッキリします。

激怒して子供にムリヤリ謝らせても、
たいていは「ホントに悪いと思ってんの?」
とさらに詰め寄りたくなり、
イライラが増すだけなのです。

●褒めるスキル

「褒めて育てる」というのはよく聞きますね。
ですが、褒め方を間違えると逆効果が起きます。

スタンフォード大学の心理学教授、
キャロル・S・ドゥエック氏の研究で、
結果や成果を褒めると逆効果であること、
努力や過程を褒めると良いことが明らかになりました。

結果を褒めると、「次も結果を出さなければ!」
と考えるようになります。

100点取ったことを褒めると、
次も100点を取りたいと感じます。
そうすると、どういうことが起きるか?

100点が取れそうにないテストを避けるようになり、
100点が取れそうな簡単なテストに手を出すようになります。
挑戦しない人間が育っていきます。

それを避けるためには「努力」を褒めます。
◇【書評Lv.128】人を育てる正しい褒め方とは?『たった一言で人生が変わるほめ言葉の魔法 』 | かきぴりある。
https://kkperial2.com/praise-magic/

正しい褒め方を学べる書籍がありますので、
そちらを手元に置き、褒め方のバリエーションを徐々に増やすと良いでしょう。

すぐに褒めるのが上手くなりはしないでしょう。
これは、練習を重ねる物だと思いますので、
失敗(=おもわず結果を褒めてしまう)を繰り返し、
「あ、しまった。努力を褒めよう!」と思いなおすことで、
思考にクセがついていくと思います。

愛されパパを目指そうと思ったあなたなら、
努力を重ねられるはずです。
ぜひ、「ほめる」のも上手なパパを目指してみてください。

●注意するスキル、叱るスキル

正確には、注意しません。叱りもしません。
そのかわり客観視を手伝ってあげます。

「お前が○○だったとしたら、
 □□と△△の二人がいたらどういうふうに見える?」
と質問して、考えさせます。

例をあげましょう。

「お前が野球部の監督だったとしたら、
 お前と同じぐらい野球ができて、練習で頑張って走ってる□□君と、
 練習で全力疾走してない姿のお前が二人がいたらどういうふうに見える?
 同じぐらいの実力でどちらか一人しか選べなかったら、どっちを選ぶ?」

と質問して、客観視を手伝ってあげます。
自分本位の目線じゃなくなれば、子供は素直に反省します。
自分本位をやめる手助けをするのが、「愛されパパ」の叱り方です。

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■□ 愛されパパに必要な知識
======================================

「ストレスがたまる」なんて言葉があります。

物理的に脳内物質の名称でいくと、
「コルチゾール※がたまる」ということかもしれません。
コルチゾールは必要な脳内物質ですが、過剰に分泌する状態がよろしくないようです。

※現時点の研究では、コルチゾールがストレスホルモンとして有名
https://www.jniosh.johas.go.jp/publication/mail_mag/2016/87-column-2.html

ただ、ストレスが本当に溜まっているかは、疑問があります。

運動をするとコルチゾールは減ります。
感動して泣くとコルチゾールは減ります。
では、コルチゾールはどこへ行ったのか?

変化したのか、排出されたのか?
詳しい事はまだ不明瞭です。

そして、コルチゾールはストレスと戦うために
過剰分泌されているという見方もあるので、
ストレス物質は別にあるかもしれません。

筋肉が疲労すると乳酸が溜まりますが、
乳酸は筋肉を回復させるために必要な物だという考え方に近いですね。

そして、ストレスは悪者であるとされていますが、
実はそうでもないらしいのです。

◇ストレスを友達にする方法
http://www.aoky.net/articles/kelly_mcgonigal/how_to_make_stress_your_friend.htm

ストレスが悪者なのではなく、
思い込みが悪者のようです。
常識には騙されないようにしたいですね。

そして、
「ストレスがたまるから怒る」
のではなく、実は、
「怒るからストレスが発生する」
ようです。

◇目標は”話す頻度”で達成する | Hello, Coaching!
https://coach.co.jp/view/20150422.html

アイオワ州立大学の心理学者ブラッド・ブッシュマンが愚痴の効果を研究した結果、
愚痴や不満を言うことで「かえってイライラしやすくなる」ということがわかりました。

愚痴のイライラスパイラルは、
アルコールで加速することもわかっていますので、
「酒の席で愚痴でも言ってスッキリ」なんていうのは、
実は最悪の組み合わせだったりします。

「愚痴を言う」というアクションは、
攻撃的なアクションなのでドーパミンが分泌され、
そして、イライラを相殺するために幸せホルモンのオキシトシンも分泌されます。

イライラすると、間接的に快楽が得られるわけですね。

脳はこの快楽が欲しいので、
「もっと愚痴を言おう」と判断します。
なので、愚痴を言う回数はどんどん増えていくんですね。
負のスパイラルが加速しちゃうわけです。

カテゴリー: 愛されパパになる方法

工藤 明善 について

IT企業に勤める3児のパパです。 1978年生まれ。青森県出身。 PCインストラクター  ⇒サーバ・ネットワーク管理   ⇒カスタマーサポート な経験を経て、ITと人のサポートが得意。 たくさんの面談を通して怒りや不安など、 多くの感情に触れ、心理や脳科学を自学し、 "人"というものを知って人間関係を築いてきました。 人に何かを教えて人の役に立つのが大好き。

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